【9月19日 AFP】ドイツの首都ベルリンで17日、気候変動の抑制を訴える環境保護団体ラスト・ジェネレーション(Last Generation)のメンバーが抗議行動の一環でブランデンブルク門(Brandenburg Gate)の6本の柱にオレンジ色の塗料を吹き付けた。

 同団体は、「化石燃料からの脱却」に向け「今こそ政治的変革を」と訴えている。

 警察はAFPに対し、現場で14人の身柄を拘束したと明らかにした。

 独政府は、「気候中立(温室効果ガス排出量の実質ゼロ化)」を2045年までに達成する目標を掲げている。

 15日には、気候変動対策を求める運動「フライデーズ・フォー・フューチャー(Fridays For Future、未来のための金曜日)」が呼び掛けた若者主導のデモが行われ、ベルリンをはじめ各都市で計数万人が参加。オラフ・ショルツ(Olaf Scholz)政権に対し、目標達成に向け行動を起こすよう求めた。(c)AFP