【9月10日 AFP】FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2023)は10日、3位決定戦が行われ、カナダがオーバータイムの末に127‐118で米国を下し、銅メダルを獲得した。

 カナダは規定の時間で勝利をものにするかと思われたが、米国は残り0.2秒でミケル・ブリッジズ(Mikal Bridges)が3ポイントシュートを沈め、試合を延長戦に持ち込んだ。それでも気を取り直して臨んだ延長戦でカナダはすぐさまリードを奪うと、そのまま逃げ切った。

 試合の主導権を握り、第1クオーターと第3クオーターには2桁の得点差をつけていたカナダでは、ディロン・ブルックス(Dillon Brooks)がチームハイの39点をたたき出し、シェイ・ギルジアス・アレクサンダー(Shai Gilgeous-Alexander)も31点で続いた。

 一方の米国は、2次リーグでのリトアニア戦、準決勝でのドイツ戦に続いて今大会3度目の黒星となり、前回大会の7位に続いて4位という結果に終わった。(c)AFP