【9月10日 AFP】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2023)は9日、第14ステージ(ソブテールドベアルン~ララベラグア、156.2キロ)が行われ、スダール・クイックステップ(Soudal Quick-Step)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)が独走で優勝を飾った。

 エベネプールは前日の第13ステージで苦戦し、優勝したチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard、デンマーク)に27分の後れを取って総合連覇の望みがついえたが、この日は単独フィニッシュで意地を見せた。

 総合争いでは、ユンボ・ビスマのセップ・クス(Sepp Kuss、米国)が首位を維持した。ユンボ・ビスマ勢はブエルタ優勝3回のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が2位、ツール・ド・フランス(Tour de France)2連覇を飾ったヴィンゲゴーが3位につけており、依然として総合トップ3を独占している。(c)AFP