【9月9日 AFP】FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2023)は8日、準決勝の試合が行われ、ドイツとセルビアが10日に行われる決勝の大舞台に到達し、米国とカナダが敗退した。

 米国はここまで順当に勝ち進み、中国で行われた4年前の前回大会で7位に終わった屈辱を晴らすかと思われたが、絶好調のドイツの前に111-113で屈した。アンソニー・エドワーズ(Anthony Edwards)がチームハイの23得点、オースティン・リーブス(Austin Reaves)が21得点、ミケル・ブリッジズ(Mikal Bridges)が17得点を記録した。

 対するドイツは、スター選手を擁する米国に立ち向かい、チーム史上初めてW杯決勝に進出。終始米国を苦しめたアンドレアス・オブスト(Andreas Obst)がゲームハイの24得点を稼ぎ、フランツ・ワグナー(Franz Wagner)が22得点、ダニエル・タイス(Daniel Theis)が21得点で勝利に大きく貢献した。

 セルビアは初めて臨んだW杯準決勝でカナダを相手に試合前半に主導権を握り、95-86で勝利を収めた。ボグダン・ボグダノビッチ(Bogdan Bogdanovic)がまたしても素晴らしいパフォーマンスで23得点、3アシスト、4リバウンドの活躍を見せた。

 カナダは大黒柱のシェイ・ギルジアス・アレクサンダー(Shai Gilgeous-Alexander)がリズムに乗り切れず、15得点に終わった。(c)AFP/Andrew MCKIRDY