【9月8日 AFP】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2023)は7日、第12ステージ(オルベガ~サラゴサ、149.1キロ)が行われ、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のフアン・セバスティアン・モラノ(Juan Sebastian Molano、コロンビア)が最後の集団スプリントを制して区間優勝を果たした。

 第4ステージでは最後にアルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin–Deceuninck)のカーデン・グローブス(Kaden Groves、オーストラリア)にかわされたモラノだが、今回は見事に逃げ切った。

 総合争いでは、チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のセップ・クス(Sepp Kuss、米国)が後続に26秒差をつけてマイヨ・ロホ(レッドジャージー)を維持。UTEのマルク・ソレル(Marc Soler、スペイン)が2位につけ、前回王者でスダール・クイックステップ(Soudal Quick-Step)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)が1分9秒遅れの3位に続いている。

 3度のブエルタ制覇を誇るチーム・ユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)は同4位につけており、中間スプリントでは2位に入って4秒のボーナスタイムを獲得した。(c)AFP