【9月8日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)は7日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は0-6、7-6(7-1)、7-6(10-5)で第17シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)に逆転勝利を収め、決勝進出を決めた。

  最新の世界ランキングで1位になることが確定しているサバレンカは、第2セットに相手のサービングフォーザマッチまで追い込まれたものの、そこから猛反撃を見せて2017年大会の準優勝者であるキーズを打ち負かし、四大大会(グランドスラム)では自身2度目の決勝に到達した。

 試合後には「彼女は素晴らしいテニスをプレーした。とにかく次元が違った。どうやってこの試合をひっくり返したのか分からない」と話しつつ、「全米オープンで初めて決勝に到達できたことは、本当に大きな意味がある」と喜んだ。

 今年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)を制したのに続くグランドスラム2勝目を懸けた9日の決勝では、地元ファンが応援する第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)と激突する。両者の対決は19歳のガウフが3勝2敗で勝ち越しているが、グランドスラムではこれが初対戦となる。

 サバレンカはガウフについて「素晴らしい選手」と評価し、「観客は彼女を大いに応援するだろうし、私はできる限りのプレーをするつもり。毎ポイントを狙って全力で戦う」と意気込んだ。(c)AFP/Martyn WOOD