【9月8日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)は7日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)は環境活動家による妨害をものともせず、6-4、7-5で第10シードのカロリーナ・ムホバ(Karolina Muchova、チェコ)を下し、自身初の大会決勝に進出した。

 19歳のガウフは、環境活動家の抗議による妨害で約50分間中断した時間も含めて約3時間に及んだ試合を制した。決勝では第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)と第17シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)の勝者と対戦する。

 ガウフは試合後、大会中に抗議活動が起こることを予想していたと明かし、天候不順による中断のように受け止めて動じなかったと述べた。

 米スポーツ専門チャンネルESPNのインタビューでガウフは「(抗議活動があるのは)決勝になると思っていたけれど、雨による延期のように受け止めただけ」と語った。

 ガウフは自身初となる四大大会(グランドスラム)制覇に向けて、9日に行われる決勝に臨む。(c)AFP