【9月7日 AFP】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2023)は6日、第11ステージ(レルマ~ラグーナネグラ、158.2キロ)が行われ、コフィディス(Cofidis)のヘスス・エラダ(Jesus Herrada、スペイン)がスプリント勝負を制してステージ制覇を飾った。総合争いでは大きな変動はなかった。

 逃げ集団にいたエラーダは終盤にエネルギーを爆発させてEFエデュケーション・イージーポスト(EF Education-Easypost)のホナタン・カイセド(Jonathan Caicedo、エクアドル)を抜き去り、1級山岳フィニッシュでの勝利をつかんだ。

 昨季王者スダール・クイックステップ(Soudal Quick-Step)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)や3度のブエルタ制覇を誇るチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)、同チームでツール・ド・フランス(Tour de France)2連覇を飾ったヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard、デンマーク)といった総合上位の選手たちがばらけることはなかった。

 総合首位に立つユンボ・ビスマのセップ・クス(Sepp Kuss、米国)は、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のマルク・ソレル(Marc Soler、スペイン)との26秒差を守っている。(c)AFP