【9月3日 AFP】23-24ドイツ・ブンデスリーガ1部は2日、第3節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はマティス・テル(Mathys Tel)が終盤に決勝点を挙げ、ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)から2‐1の逆転勝利を収めた。

 ボルシアMGは30分、CKのリバウンドを板倉滉(Ko Itakura)が頭で押し込んで先制点を挙げた。

 バイエルンはリーグ戦で11連覇を飾っているものの、ここ10年はボルシアMGに悩まされ続けており、直近7度の直接対決ではわずか1勝となっていた。2021年のドイツカップ(German Cup 2021-22)2回戦では0‐5と近年にはない大敗を喫していた。

 開幕2試合で7ゴールを奪っていたが序盤はチャンスをつくれず、ハリー・ケイン(Harry Kane)もボルシアMGの守備陣に抑え込まれたバイエルンだったが、58分にリロイ・ザネ(Leroy Sane)がヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)の浮き球のボールに合わせて同点ゴールを決めると、87分にはその6分前に途中投入された18歳のテルがCKに頭で合わせて決勝点を挙げた。

 バイエルンは開幕3連勝を飾って勝ち点を9に伸ばし、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)とリーグトップに並んだ。

 レバークーゼンはこの日、ビクター・ボニフェイス(Victor Boniface)の2得点などで昇格組のダルムシュタット98(SV Darmstadt 98)に5‐1の圧勝を収めている。

 バイエルンとレバークーゼンは、国際試合週間の中断明けに行われる第4節での対戦を控えている。(c)AFP/Daniel WIGHTON