【8月29日 AFP】FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2023)は28日、1次ラウンドの試合が各地で行われ、米国やスペインなどが2連勝を飾った。初出場の南スーダンとカーボベルデは歴史的なW杯初勝利を手にした。

 グループCの米国は、米プロバスケットボール(NBA)のスター選手ヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)がけがで欠場しているギリシャに質の高さを見せつけ、109-81で快勝した。

 ギリシャもグループ最終戦のニュージーランド戦に勝利すれば、2次ラウンドへ進むことができる。ニュージーランドは同日、ヨルダンをオーバータイムの末に95-87で退けた。

 グループGの前回王者スペインは、ブラジルを96-78で退けた。同組のもう1試合では、コートジボワールが71-69でイランに勝利した。

 グループBの南スーダンは、中国を89-69で破りW杯初勝利を記録。南スーダンが2次ラウンド進出へ名乗りを上げた一方、中国はプエルトリコとのグループ最終戦に勝利することが突破の絶対条件となり、勝っても他の試合の結果次第では敗退が決まる。セルビアはプエルトリコに94-77で勝利し、2連勝で組首位を守った。

 グループFのカーボベルデは81-75でベネズエラを破り、こちらもW杯初勝利を挙げた。同組のもう1試合では、スロベニアがルカ・ドンチッチ(Luka Doncic)の34得点10リバウンド6アシストの活躍などでジョージアを88-67で下し、開幕2連勝を果たした。(c)AFP