【8月27日 AFP】ウクライナ空軍は26日、西部ジトーミル(Zhytomyr)州上空でL39練習機同士が衝突し、パイロット3人が死亡したと明らかにした。

 空軍報道官によると、死亡したうちの1人はコールサイン「ジュース」で知られる、エースパイロットのアンドリー・ピルシチコウ(Andriy Pilshchykov)少佐。報道官はSNSに、「アンドリー・ピルシチコウ少佐は短いながら華々しい生涯を空での戦いにささげた。F16戦闘機がウクライナの空を舞うことを夢見ていた」と投稿した。

 ロシアの侵攻を受けるウクライナは反転攻勢に当たりF16戦闘機を配備し、旧ソ連製の機材主体の空軍を強化することを目指しているだけに、パイロット3人の喪失は痛手となる。(c)AFP