スペインサッカー連盟会長が辞任へ W杯でのキス騒動で 報道
発信地:マドリード/スペイン
このニュースをシェア
【8月25日 AFP】スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス(Luis Rubiales、45)会長が、女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)の優勝国スペイン代表のヘニフェル・エルモソ(Jennifer Hermoso)の唇にキスをした問題で辞任する見通しであると、24日に複数のメディアが伝えた。
報道によると、ルビアレス会長は25日に開かれるRFEFの臨時総会で辞職届を提出するという。同連盟はAFPの取材に対し、コメントを出さなかった。
ルビアレス会長はここ数日、スペインのペドロ・サンチェス(Pedro Sanchez)首相をはじめ、国内の女子プロリーグ「リーガF」や一部の同国男子クラブから批判の声を浴びており、これまでに類を見ないほど辞任への圧力にさらされていた。
国際サッカー連盟(FIFA)も24日、ルビアレス会長への懲戒手続きを開始し、今回の問題は「FIFA規律規定第13条の第1項と第2項への違反に該当する可能性がある」と述べた。(c)AFP/Rik Sharma