【8月21日 AFP】オーストラリア国防省は21日、米国から長距離巡航ミサイル「トマホーク(Tomahawk)」を購入することで合意したと発表した。豪政府は中国が増大させている軍事力に対抗する構えを示している。

 同省によると、購入するのはトマホーク200発超で、総額8億3000万米ドル(約1200億円)。豪軍の装備の中で「最強かつ最新鋭の」兵器になるとしている。

 トマホークの射程は1000キロ以上。海軍のホバート(Hobart)級駆逐艦に搭載される予定。

 豪政府は1月にも、米国から高機動ロケット砲システム「ハイマース(HIMARS)」を購入すると発表している。(c)AFP