【8月20日 AFP】23-24フランス・リーグ1は19日、第2節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は復帰したキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がPKから今季初ゴールを挙げたものの、トゥールーズ(Toulouse FC)と1-1で引き分けた。

 契約をめぐるクラブとの対立を経て、前週トップチームに合流したエムバペは、ベンチスタートから51分に投入されると、62分に相手DFに倒されて得たPKを自ら決めて均衡を破った。エムバペはプレシーズンの日本・韓国ツアーのメンバーから外れ、ロリアン(FC Lorient)との開幕戦も欠場し、これが7月21日の親善試合以来の出場となった。

 しかしチームは、試合終了3分前にアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)がザカリア・アブクラル(Zakaria Aboukhlal)を倒してPKを与えると、アブクラルに同点のキックを決められ、ルイス・エンリケ(Luis Enrique)新監督の初白星はまたもお預けとなった。

 ルイス・エンリケ監督は「結果は残念だ。主に運のなさから、引き分けになった」とコメント。エムバペをベンチスタートにした判断については深く言及せず、「君たち(メディア)がこういう物議を醸す質問が好きなのは知っているが、私もスタッフも、引き続き自分たちが適切と思うやり方でチームを管理していく」と話した。(c)AFP