【8月17日 AFP】ベラルーシは16日、同国との国境検問所2か所を閉鎖するとリトアニアが決定したことを「こじつけ」に基づく「非友好的な措置」だと非難した。

 北大西洋条約機構(NATO)加盟国リトアニアはこれに先立ち、ロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)による安全保障上のリスクを理由に挙げ、ベラルーシとの国境検問所6か所のうち2か所について、18日から「一時的に閉鎖する」と発表していた。

 ベラルーシの国境警備隊は「リトアニアはこうした決定を下すことで、意図的に国境に人工的な障壁を設け、政治的な野望をかなえようとしている」とソーシャルメディアに投稿した。

 さらに、検問所の閉鎖により国境で渋滞が発生するだろうと指摘した。(c)AFP