【8月14日 AFP】23-24フランス・リーグ1は13日、第1節の試合が行われ、ASモナコ(AS Monaco)はウィサム・ベン・イェデル(Wissam Ben Yedder)が2得点を挙げるなどし、4-2でクレルモン・フット・オーヴェルニュ63(Clermont Foot Auvergne 63)に勝利した。

 ベン・イェデルに対しては、11日にレイプや性的暴行などの容疑で予審開始の決定が下されており、司法当局の監視下に置かれた同選手は、保釈金90万ユーロ(約1億4300万円)を支払った。

 その中でチームの今季開幕戦に先発したベン・イェデルは前後半に1点ずつを挙げ、チームはアディ・ヒュッター(Adi Huetter)新監督の下で白星スタートを切った。

 ヒュッター監督は「彼(ベン・イェデル)の反応はとてもよかった」とし、「彼とは、監督と選手という純粋なスポーツにおける関係だ。私の仕事は最高の選手を送り出すことで、彼はその中の一人だ」と述べた。

 一方、昨季2位に入ったランス(RC Lens)は2-3でスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)に逆転負けを喫した。

 今オフに主将のセコ・フォファーナ(Seko Fofana)とストライカーのロイス・オペンダ(Lois Openda)が退団したランスだったが、開始22分で2点を奪った。

 しかし、その後同点に追いつかれると、82分には途中出場のアドリアン・トマソン(Adrien Thomasson)がレッドカードを受け退場となり、その5分後にはロマン・デル・カスティーヨ(Romain del Castillo)に逆転ゴールを許した。(c)AFP