【8月10日 AFP】米フロリダ州タンパ(Tampa)市長が、休暇中に釣りをしてたところ、約32キロ、末端価格で約110万ドル(約1億6000万円)相当のコカインを発見した。米メディアが報じた。

 ジェーン・キャスター(Jane Castor)市長は先月23日、フロリダキーズ諸島(Florida Keys)のマラソン(Marathon)沖で家族と休暇を楽しんでいたところ、家族の一人が水の底に何かが沈んでいるのに気付いた。

 キャスター氏はFox 13 newsに対し、当初は魚の群れか何かだと思い、特に怪しむことはなかったと話した。だが、「よく見てみるとそれがコカインの塊」だということに気づいたと言う。

 同氏はタンパ市警察30年以上務めた経験があり、発見したものが薬物であることに疑いの余地はなかったと語った。

 船に電子レンジほどの大きさの塊を引き揚げてみると、透明のプラスチック製シート越しに中身が見えた。キャスター氏は発見場所の位置情報を確認した後、保安官事務所に通報した。

 翌24日、当局はSNSにコカインの発見を投稿。コカイン25包の写真と共に、「レクリエーション用ボートの愛好家」によって発見されたとのコメントが添えられていた。(c)AFP