【8月9日 AFP】ミス・ユニバース・インドネシア(Miss Universe Indonesia)のファイナリスト7人がセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を受けたとして運営会社のPTカペラ・スワスティカ・カルヤ(PT Capella Swastika Karya)を刑事告訴した。7人の代理人を務めるメリサ・アングライニ(Mellisa Anggraini)弁護士が8日、明らかにした。

 同大会は、首都ジャカルタで7月29日~8月3日に開催された。7人は8月1日、ボディーチェックと称して突然服を脱ぐよう求められた。

 アングライニ氏によると、PTカペラ・スワスティカ・カルヤの従業員は「体に傷やセルライト、タトゥーがないかを確認する」必要があったと釈明した。

 当初はフィッティングの予定だったため、ファイナリスト30人はそうした行為が行われてるとは聞かされていなかった。30人全員がこの突発的なボディーチェックを受け、うち5人が写真を撮られたという。

 アングライニ氏は7人以外のファイナリストからも依頼を受けているため、告訴する人数は増える可能性がある。

 ジャカルタ警察の担当者は8日の記者会見で、7人の告訴状を受理したことを認めた。(c)AFP