【7月30日 AFP】サッカー国際親善試合が29日、東京・国立競技場(Japan National Stadium)で行われ、サディオ・マネ(Sadio Mane)が移籍交渉中と伝えられたドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、1-0で川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)に勝利した。

 バイエルンはハーフタイムに9人を入れ替えると、両チーム0-0で迎えた57分、交代で入っていたヨシプ・スタニシッチ(Josip Stanisic)がライアン・フラーフェンベルフ(Ryan Gravenberch)とのワンツーから、冷静にシュートを流し込んだ。

 トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、待望のデビューを飾った金ミン哉(Kim Min-jae、キム・ミンジェ)について、「非常に満足」だと話し、「守備だけでなく、攻撃でもいいプレーをしていた」と評価した。さらに、金が「非常にハードに」練習していると称賛し、「みんなとても疲れているので、簡単ではなかった」と指摘した。

 バイエルンでは、マネがベンチメンバーからも外れ、クラブがツイッター(Twitter)で別のクラブと交渉を行っているためメンバー外になったことを明かした。マネについては、他にも有名選手の加入が相次いでいるサウジアラビア1部リーグのアル・ナスル(Al Nassr)に移籍するとみられている。

 バイエルンはこの後、シンガポールへ飛んで8月2日にリバプール(Liverpool FC)と対戦する。(c)AFP