【7月28日 AFP】映画『バービー(Barbie)』の大ヒットを受け、ドイツ西部デュッセルドルフ(Duesseldorf)に住むベティーナ・ドーフマンさん(62)の1万8000体にもおよぶ「バービー」人形コレクションにもこれまで以上の注目が集まっている。

 ドーフマンさんは大量のバービー人形に囲まれながら「子どもの頃はいつもバービー人形で遊んでいた」とAFPに話した。

「娘に私のバービー人形をあげたら、時代遅れだったようで興味を示さなかった。それ以来、自分のために人形を集め始めた」

 ドーフマンさんの28年にわたるバービー人形コレクションは、世界最大としてギネス世界記録(Guinness World Records)に認定された。展示のため、美術館やショッピングモールに数か月貸し出すこともある。

「展示期間中は通常5000~2万人が来場する。でも(先週の)映画公開以降関心が高まっていると聞いている」と語った。

 ドーフマンさんは映画『バービー』をすでに2回鑑賞した。「素晴らしかった」という。

 北米で21日に公開された映画『バービー(Barbie)』の週末3日間の興行収入は1億5500万ドル(約220億円)に上り、公開週末の興行収入として今年最高額を記録した。

 映像は25日撮影。(c)AFP