【7月30日 CNS】中国民用航空華東地区の2023年業界管理の中間テレビ・電話会議が7月11日に、上海市で開催された。中国民用航空華東地区管理局、上海地区の航空運送、空港などの企業および公的機関がメインセッションに参加し、中国旅客機華東地区の各監督管理局と他の旅客機関連の企業および公的機関がパラレルセッションに参加した。会議は、中国旅客機華東地区管理局の西紹波(Xi Shaobo)副局長が主催し、姜春水(Jiang Chunshui)局長が業界管理の中間報告を行った。

 2023年、中国民用航空華東地区は、中国民用航空局の決定と計画を真剣に実施し、年初に確定した業界発展にかかる全体的な構想を重視し、業界の安全と発展を総合的に調整した。1月から6月までの間に、華東地区47の運輸空港の旅客輸送量は延べ1億6400万人、前年同期比で152.2%増加し、2019年の同期の83.7%に回復した。

 貨物輸送量は311万9000トンで、前年同期比で10.1%増加し、2019年の同期の98%に回復した。航空機発着回数は延べ148万2000回で、前年同期比で79.3%増加し、2019年の同期の95.5%に回復した。華東地区は約176万7000時間の安全飛行が行われ、前年同期比で87%増加し、2019年の同期の95%に回復し、すべての安全指標は年間の安全目標範囲内で管理され、安全状況はコントロール可能範囲内で全体的に安定している。華東地区47の空港の平均通過正常率は89.37%で、早朝便の定時運航率は90.64%、華東地区で運航している航空会社の定時運航率は90.28%だ。

 会議は、今年上半期の中国民用航空華東地区が、安定を重要視し、安定した中で発展を促進し、安全と発展の全体的なコントロール可能性と安定のために調整していくことを強調した。

 下半期は業界の回復と発展にとって重要な段階であり、引き続き「しっかりと根を下ろし、うまく管理し、正確に捉え、しっかりと監視し、厳格に管理する」という五つのキーワードをしっかり把握し、安全を最優先に取り組むことを求めている。同時に、各部門は「暑運(夏休み期間の帰省・旅行ラッシュ)」期間の旅客輸送と大雨・落雷シーズンの運航の保障作業をしっかりと実施し、チームビルディング研修を重視し、現場の従業員をしっかりとサポートし、根気強く安全を保障し続ける必要があることを求めた。(c)CNS/JCM/AFPBB News