【7月26日 AFP】ギリシャ・エビア(Evia)島で25日、山火事の消火活動に当たっていた航空機が墜落し、操縦士ら2人が死亡した。

 消防当局によると、航空機は23日に山火事が発生したカリストス(Karystos)の峡谷に墜落した。同機は別の航空機3機と山火事の消火に当たっていた。

 国営テレビERTの映像には、航空機が機首から落ちて爆発する様子が捉えられている。

 操縦士らは空軍の隊員で、国防省は3日間の喪に服すと述べた。

 ギリシャでは猛暑が続き、山火事が相次いでいる。ロードス(Rhodes)島やケルキラ(コルフ、Corfu)島など複数の観光地では大規模避難が行われた。(c)AFP