【7月25日 AFP】スーダンで正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」との戦闘が4月15日に始まって以来、100日が経過した。国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)が24日に明らかにしたところによると、その間、平均して1時間に1人の子どもが死傷している。

 ユニセフは、戦闘開始以来、「子どもの権利に対する深刻な侵害が2500件確認されており、平均すると1時間に1件超に相当する」と指摘。少なくとも435人が死亡し、2025人が負傷したが、実際の人数はこれよりはるかに多いはずだとしている。

 ユニセフ事務局次長のテッド・チャイバン(Ted Chaiban)氏は、「毎日、子どもたちが死傷するか拉致されている。学校や病院、重要なインフラや救命物資が被害を受け、破壊され、略奪されている」と述べた。

 ユニセフによれば、人道支援を必要とする子どもは1400万人に上る。(c)AFP