【7月21日 AFP】オーストラリアラグビー協会(Rugby Australia)と日本ラグビー協会(JRFU)は21日、2024年から29年にかけて男女の両国代表チームの定期的な試合を開催するとする覚書を締結したと発表した。

 スーパーラグビー(Super Rugby)に参戦するオーストラリアのチームとリーグワンのチームの対戦も内容に含まれた。リーグワンでは近年、現ワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)のクエイド・クーパー(Quade Cooper)やバーナード・フォーリー(Bernard Foley)ら、海外のビッグネームがプレーしている。

 また、今回のパートナーシップでは女子ラグビーが「重要な柱」になるとされた。

 豪ラグビー協会のフィリップ・ウォー(Phil Waugh)最高経営責任者(CEO)は、今回の覚書が「ラグビーだけでなく、貿易、観光、外交に至るまで両国の絆を深める」ものになるとコメントした。

 JRFUの岩渕健輔(Kensuke Iwabuchi)専務理事は、「オーストラリアラグビーとの連携を通じ、日本ラグビーの成長をさらに加速してまいりたい」と述べた。 

 JRFUは5月にもニュージーランドラグビー協会(NZR)と同様の覚書を発表したばかりで、ブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)は2024年から27年までの間、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)と定期的に試合を行う。(c)AFP