【7月18日 AFP】2024年パリ五輪開幕まであと約1年に迫った17日、開会式の演習がセーヌ(Seine)川で行われ、57隻の船が参加した。

 パリ中心部を流れるセーヌ川では、来年7月の開会式で選手団やテレビクルー、救急隊が通る予定の約6キロのルートを船が航行し、この日の午前中はすべての流通がストップした。

 選手団の行進を模した約39隻の船と救急隊、主催者、オリンピック放送機構(OBS)のスタッフが乗る18隻がテストに参加した。

 開会式は五輪史上初めてメインスタジアムの外で行われる予定となっており、参加選手と関係者は100隻以上の船団でパリ市内を移動する予定となっている。

 参加者とセーヌ河畔の数十万人の観客の安全確保は、大会組織委員会にとって大きな挑戦となる。

 パリ五輪は来年7月26日に開幕を迎える。(c)AFP