【7月13日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)は12日、まだ引退の考えはないと述べ、進退をめぐる臆測に終止符を打った。

 ジェームズは、5月に行われたウエスタンカンファレンス決勝でデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)に敗れた後、「考えなければならないことがたくさんある」と発言し、引退するつもりではないかとの見方が広がっていた。

 しかし、米スポーツ専門チャンネルESPNが主催する年間表彰「ESPY賞(ESPY Awards)」の式典で、「あと何点決めるとか、コート上で何ができて何ができないとかはどうでもいい。自分にとって大切なのは、ごまかさずにプレーできるか。コート上で全力を尽くせなくなったときが自分の最後だ。幸い、きょうはまだその日じゃない」と明言した。

 シーズン終了時の発言については、「ごまかさずにプレーをできるか、まだ全力を出せるかということを自問自答していた」と明かし、「ただ公に話したことがなかっただけで、実際は、ここ何年もシーズン終了後に同じ自問自答をしている」と説明した。

 12月に39歳を迎えるジェームズは、昨年8月にレイカーズとの契約を2024-25シーズンまで2年間延長している。(c)AFP