【7月13日 AFP】インドネシア当局は12日、「神々の島」バリ(Bali)島の文化・環境保護のため、来年から外国人観光客を対象に15万ルピア(約1400円)の訪問税を課すと発表した。

 支払いは電子決済で、国内外から島へ入る外国人が対象。インドネシア人観光客は除外される。

 バリ州のワヤン・コステル(Wayan Koster)知事は「外国人旅行者を対象に入島時に1回だけ徴収する」と地元議員らに説明した。

 毎年数百万人の外国人観光客が訪れるバリ島は観光に依存しているため、その魅力を維持するための財源確保に取り組んでいる。

 政府の統計によると、昨年は200万人以上の観光客がバリ島を訪れた。(c)AFP