【7月12日 AFP】インド当局は10日、モンスーン(雨期)による豪雨に見舞われたインド北部でこれまでに、洪水や土砂災害により29人が死亡したと明らかにした。橋が破損したり、道路が通行止めになるなどの被害も出ている。

 首都ニューデリーではヤムナ(Yamuna)川が氾濫し、付近の低地が冠水した。日用品を携え、家族や家畜とともに避難する人々の姿が見られた。橋の下や建設中の高架道路に避難する人もいた。

 気象当局は今後数日は北部の広い範囲でさらに雨が降ると予測している。(c)AFP