【7月11日 AFP】オランダが植民地時代に違法に持ち去ったインドネシアの文化財「ロンボク(Lombok)の宝」の返還式典が10日、ライデン(Leidan)で行われた。

 金銀製品335点から成るいわゆる「ロンボクの宝」は1894年、オランダ植民地軍がインドネシア・ロンボク島にあるカクラネガラ(Cakranegara)宮殿を占領した際に略奪された。

 オランダ政府は6日、旧植民地のインドネシアとスリランカに「ロンボクの宝」を含む文化財約480点を返還すると発表している。(c)AFP