【7月10日 AFP】インドのPTI通信(Press Trust of India)は9日、モンスーン(雨期)による豪雨の影響で洪水や土砂災害が発生し、北部6州で24時間以内に少なくとも15人が死亡したと伝えた。

 ニューデリーの降水量は、7月の1日当たりとしてはここ40年で最大となる153ミリとなり、一部道路では浸水深が膝の高さにまで達した。これから少なくとも1日は豪雨が続くとの予報を受け、当局は10日、ニューデリー市内の学校に休校を指示した。

 災害管理当局によると山岳地帯の被害が最も深刻で、ヒマチャルプラデシュ(Himachal Pradesh)州では土砂災害により6人が死亡、道路700か所が通行止めとなった。

 気象当局は今後数日間、北部の広い範囲でさらに雨が降ると予測している。(c)AFP