【7月7日 AFP】USAバスケットボール(USA Basketball)は6日、FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2023)に臨む代表メンバー12人を発表したが、同国プロバスケットボール(NBA)のトップ選手は不在の布陣となった。

 スティーブ・カー(Steve Kerr)ヘッドコーチ(HC)が率いる今回の米代表チームでオールスターに選出された経験がある選手は、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)のタイリース・ハリバートン(Tyrese Haliburton)をはじめ、ミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)のアンソニー・エドワーズ(Anthony Edwards)、ニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)のブランドン・イングラム(Brandon Ingram)、そして22-23シーズンの最優秀守備選手賞に選出されたメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)のジャレン・ジャクソン・ジュニア(Jaren Jackson Jr.)の4人だけとなっている。

 また、同最優秀新人賞に選出されたオーランド・マジック(Orlando Magic)のパオロ・バンケロ(Paolo Banchero)もメンバーに名を連ねた。

 指揮官としてゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)で4度のNBAファイナル制覇を成し遂げているカーHCは、「このように才能に恵まれ、チーム重視の選手たちを率いる機会を得られたことに、スタッフと私は興奮を覚えている」と述べた。

 8月25日から9月10日までフィリピン、日本、インドネシアで共催される今年のW杯で、米国はギリシャ、ニュージーランド、ヨルダンと同組のグループCに入っている。W杯では5度の優勝を誇っているが、3連覇が懸かっていた2019年大会では7位に終わった。(c)AFP