【7月6日 AFP】イラク当局はこのほど、南東部で魚が大量死しているのが確認されたことを受け、調査を開始したと明らかにした。干ばつの影響の可能性がある。

 大量の魚の死骸が発見されたのは、イランとの国境に位置するマイサン(Maysan)州マジャールアルカビール(Majar al-Kabir)を流れるアムシャン(Amshan)川の岸。

 国営イラク通信(INA)は、農業省が2日、大量死の原因を調査する委員会を設置すると発表したと伝えた。

 湿地帯の監視をするメイサン州職員は、「地勢解析の結果、塩分濃度が上昇していたほか、(水中の)酸素濃度がゼロだったことも分かった」とAFPに説明した。(c)AFP