【7月6日 AFP】メキシコ南部オアハカ(Oaxaca)州で5日、バスが崖から25メートル下に転落し、少なくとも27人が死亡した。警察が明らかにした。

 オアハカ州の検察はAFPの電話取材に応じ、「現時点で27人が死亡、17人が負傷した。負傷者は域内の病院に搬送された」と説明した。事故の原因については調査が進められているが、機械の故障が疑われるという。

 州政府は、運転手がコントロールを失い、転落したとみている。

 治安・市民保護省によると、負傷者のうち6人は搬送時に意識不明の重体だった。

 当局によると、地元の交通会社が運営するバスは4日夜、首都メキシコ市を出発しサンティアゴヨソンドゥア(Santiago de Yosondua)へ向かっていた。(c)AFP