【7月2日 AFP】バスケットボール女子のアジアカップ(2023 FIBA Women's Asia Cup)は2日、オーストラリア・シドニーで決勝が行われ、東京五輪銀メダルで世界ランキング9位の日本は71-73で同2位の中国に敗れ、大会6連覇を逃した。

 2013年のバンコク大会から5連覇中だった日本は、好守の切り替えの早さと積極的な守備を武器に35-26とリードして前半を終えた。しかし、テンポを上げた中国に後半追い上げられ、第3クオーターは何とか51-48とリードを保ったが、最終クオーターに逆転を許して接戦を落とした。

 一方の中国は12年ぶり、通算12度目の優勝。米女子プロバスケットボール(WNBA)でプレーする長身センターの韓旭(Han Xu)が26得点10リバウンドをマークし、大会最優秀選手(MVP)に選ばれた。

 3位決定戦では、開催国オーストラリアが81-59でニュージーランドに大勝し、3大会連続の銅メダルを獲得した。ベスト4の4チームは、2024年パリ五輪最終予選の出場権を獲得している。(c)AFP