【6月29日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)と選手協会(NBPA)は28日、新労使協定に双方が署名したと発表した。

 NBAと選手会は4月、リーグ側が現行の労使協定からの離脱を準備していた中で、7年間の新協定で合意に至っていた。発行は7月1日となっている。

 新協定は2029‐30シーズンまでとなっているが、どちらか一方が1年早く合意破棄することも可能で、その場合は2028年10月15日までにその意思を示さなければならない。

 新協定にはサラリーキャップ制限を無視したチームへの罰則が新たに盛り込まれるとともに、長年議論されてきた欧州サッカーのカップ戦に似た、インシーズントーナメントも組み込まれている。また、米国の数州で現在合法となっているマリフアナの使用制限が緩和されるとともに、選手らがスポーツ賭博や大麻を扱う企業に投資する方法についても明記されている。(c)AFP