【6月28日 AFP】沖縄県名護市で27日、ビール工場から食紅で着色された冷却水が流出し、漁港付近の海が赤く染まった。

 流出事故を起こしたオリオンビール(Orion Breweries)によると、冷却水には食紅で赤く着色された食品添加物「プロピレングリコール」が含まれていた。

 同社は「漏れた冷却水が雨水溝を通じて河川に流出し、海が赤くなる現象」が起きたとし、謝罪した。

 読売新聞(Yomiuri Shimbun)によれば、冷却水は人体に無害で海洋環境にも影響はない、と同社は説明している。

 あるツイッター(Twitter)ユーザーは「見た目は毒々しいけど、ただの食紅の色で、特に大きな被害は無いようで何より」とコメントした。(c)AFP