【6月26日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、全米女子プロゴルフ選手権(KPMG Women's PGA Championship 2023)は25日、米ニュージャージー州スプリングフィールド(Springfield)のバルタスロールGC(Baltusrol Golf Club、パー71)で最終日が行われ、中国の殷若寧(Yin Ruoning)が通算8アンダーでメジャー初制覇を果たした。

 2021年の全米女子オープン(US Women's Open Championship 2021)以来となるメジャー2勝目を狙った笹生優花(Yuka Saso)が1打差の2位に入った。笹生はパー5の最終18番でバーディーを奪い、通算7アンダーで殷と首位で並んだが、殷も18番で約3メートルのバーディーパットを沈めて笹生を振り切った。

 20歳の殷は優勝賞金150万ドル(約2億1500万円)を獲得した。中国勢のメジャー勝利は2012年の全米女子プロを制した馮珊珊(Feng Shanshan、フォン・シャンシャン)以来、史上2人目。

 古江彩佳(Ayaka Furue)は通算5アンダーで8位タイに入った。(c)AFP