【6月25日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のアーロン・ジャッジ(Aaron Judge)は24日、右足指のけがが靱帯(じんたい)断裂であることを明かし、復帰のめどは立っていないと述べた。

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 ジャッジは3日のロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)戦で捕球の際に右翼フェンスに激突して負傷して以来、試合に出場していない。当初は打撲と捻挫と説明され、回復を促進する多血小板血漿(けっしょう)(PRP)注射を2度受けている。

 この日、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)戦の前に取材に応じたジャッジは「足の指のけがをした人はあまりいないと思う」とした上で「もし大腿(だいたい)四頭筋だったら、もっと良い答えがある。脇腹や太ももであれば、それに対する答えとスケジュールがある」とし、「けが自体が特殊で、しかも自分にとっては軸足だから、難しい箇所だ」と説明した。

 現在も歩く際に痛みがあり走れる状態ではないといい、軽い練習も再開できていない中で、まずは動けるようになるのが一番の課題だと語った。

 本人は復帰時期について明言を避けたが、チームを率いるアーロン・ブーン(Aaron Boone)監督は「彼は戻ってくる気がする」とシーズン中の復帰を楽観しているとコメントした。(c)AFP