【6月16日 CGTN Japanese】第25回上海国際映画祭の最高賞である「金爵賞」やアジア新人部門などの授賞式が15日夜に行われました。「金爵賞」を受賞したウズベキスタンの作品『日曜日(Sunday)』など7作品が6部門の賞を受賞しました。映画作りに励んでいるアジアの若者たちの活力と創作力が示されています。

 第25回上海国際映画祭の審査員には、キルギスのアクタン・アリム・クバト(Aktan Abdy kalykov)監督をはじめ、中国香港のプロデューサーである許月珍(ジョージョー・ホイ)さん、日本の石川慶監督、中国の監督や脚本を手掛ける路陽(ルー・ヤン)さん、女優の楊子姍(ヤンズーシャン)さん、俳優の易烊千璽(イー・ヤンチェンシー/ジャックソン・イー)さんが加わりました。審査委員会がノミネートされた12作品から受賞作品を選出しました。

 最優秀作品賞に選ばれたのは、ウズベキスタンのショキル・ホリコフ(Shokir Kholikov)監督の『日曜日』で、『カッシュ(QASH)』を手掛けたカザフスタンのアイスルタン・セイトフ(Aisultan Seitov)監督と『梅的白天和黒夜(May)』を手掛けた中国の羅冬監督が共に最優秀監督賞を受賞しました。また、中国の王子川監督の作品『漫漫長日(Day Dreaming)』で主役を演じた岳昊さん、イランのラソール・カハニ(Rasool Kahani)監督の『1.5 ホースパワー(1.5 Horsepower)』で主役を演じたソロウル・ペイロバニ(Sorour Peyrovani)さんがそれぞれ、最優秀男優賞と最優秀女優賞を受賞しました。最優秀脚本賞は『乗舟而去(Gone with the boat)』で脚本も担当した中国の陳小雨監督、最優秀撮影賞はイランのアリ・ザニカ(Ali Zanica)監督による『コーズ・オブ・デス:アンノウン(Cause of Death: Unknown)』で撮影を担当したダボード・マレク・ホッセイニ(Davood Malek Hosseini)さんが受賞しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News