【6月16日 AFP】韓国軍は16日、黄海(Yellow Sea)の於青島(Eocheong)の南西沖200キロ付近の海底から、北朝鮮が打ち上げに失敗した「軍事偵察衛星」のロケットの一部を回収したと発表した。

 北朝鮮は先月31日、新型衛星運搬ロケット「千里馬1号(Cheollima-1)」を打ち上げたが、海に墜落したと発表していた。

 韓国軍は15日間にわたる複雑な引き揚げ作業の末、水深約75メートルから残骸の回収に成功。今後、専門機関で詳細に分析するとしている。(c)AFP