【6月8日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2023)は7日、女子シングルス準々決勝が行われ、連覇を狙う大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)を6-4、6-2で下し、準決勝進出を果たした。

 この試合は昨年の決勝の再戦となったが、自身3度目の全仏オープン制覇を目指す世界ランキング1位のシフィオンテクに再び軍配が上がった。これでガウフ戦は7戦全勝。全仏での通算成績は26勝2敗とした。

 8日の準決勝では、第14シードのベアトリース・ハダード・マイア(Beatriz Haddad Maia、ブラジル)と対戦する。ハダード・マイアは第7シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)を3-6、7-6(7-5)、6-1で破り、ブラジル人女子として1968年以来の四大大会(グランドスラム)4強入りを果たした。

 シフィオンテクとハダード・マイアは、ハードコートで行われた昨年のナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2022)で一度だけ対戦し、その時はハダード・マイアが勝利を収めている。

 もう一つの準決勝では、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)覇者で第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)が、ノーシードのカロリーナ・ムホバ(Karolina Muchova、チェコ)と顔を合わせる。

 サバレンカが決勝に進出した場合、シフィオンテクは優勝が世界ランク1位を守る絶対条件となる。(c)AFP/Dave JAMES