【5月23日 AFP】南米ガイアナの中等学校の女子寮で21日、火災が発生し、19人が死亡した。警察は22日、放火の疑いがあると発表した。

 火災が起きたのは、首都ジョージタウンから南西に約200キロ離れた、同国中部に位置するマディア(Mahdia)の学校施設。死亡したのは大半が生徒で、就寝中だった。惨事をめぐり、国内には怒りの声が広がっている。

 クリフトン・ヒッケン(Clifton Hicken)警察長官は22日、イルファーン・アリ(Irfaan Ali)大統領も同席した記者会見で、「初動捜査では出火は故意によるものとみられる」と語った。

 引き続き捜査が行われているが、容疑者はまだ特定されていないという。(c)AFP