【5月20日 AFP】先進7か国(G7)首脳会議(サミット)は20日、中国のアジア太平洋地域における「軍事活動」に警鐘を鳴らす一方で、同国政府と「建設的かつ安定的な関係を構築する用意がある」と強調した。

 G7は首脳声明で、各国からは中国の経済・軍事活動に対するさまざまな懸念が上がったとした上で、世界第2位の経済大国である中国とG7が協力する扉は今後も開き、緊張をこれ以上あおる事態は避けたいとの考えを表明。

「われわれには中国と建設的かつ安定的な関係を構築する用意があり、中国と率直に関わり、こちらの懸念を直接伝えることの重要性を認識している」とした。(c)AFP