【5月19日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)は18日、準決勝第2戦が各地で行われ、セビージャFC(Sevilla FC)とASローマ(AS Roma)が決勝進出を果たした。

 最多6度の優勝を誇るセビージャはホームでユベントス(Juventus)を2-1で破り、2戦合計3-2で突破した。後半にドゥシャン・ブラホビッチ(Dusan Vlahovic)の得点で先制されたが、スソ(Suso)のゴールで延長戦に持ち込むと、95分にエリク・ラメラ(Erik Lamela)が決勝点をマーク。見事な逆転で激闘を制した。

 ローマとのイタリア勢同士の決勝を逃したユベントスにとっては、不安の残る敗戦になった。チームは現在セリエAで2位につけているが、勝ち点剥奪処分が復活すればトップ4から陥落する可能性がある。仮にそうなった場合でも、ヨーロッパリーグで優勝すれば別ルートで来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)に出場できるはずだった。

 昨シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2021-22)を制したローマは、アウェーでバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)と0-0で引き分け、2戦合計1-0で決勝に進出。2季連続となる欧州カップ戦のタイトル獲得に王手をかけた。

 セビージャとローマの決勝は31日にハンガリー・ブダペストで行われる。(c)AFP