【5月4日 AFP】女子テニスのエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)が3日、両手と足首の手術のため、数か月離脱すると自身のSNSで発表した。全仏オープン(French Open 2023)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)は欠場することになる。

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 2021年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)を制した20歳のラドゥカヌは、開催中のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2023)も手の故障を理由に出場を断念し、世界ランキングは85位まで後退している。

 ラドゥカヌは右手に包帯を巻いて病院のベッドに座った写真を投稿。「この10か月間は両手の骨のけがを繰り返して難しかった」と明かし、昨季終盤以降は練習量を大幅に減らすなどして痛みと闘いながらプレーを続けていたが「十分ではなく」、手術が必要になったと説明した。(c)AFP