【5月1日 AFP】ロードレース世界選手権、第4戦スペインGPは30日、MotoGPクラス決勝が行われ、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)の昨季王者フランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)が優勝し、総合首位に浮上した。

 ここ2戦は転倒リタイアに終わっていたバニャイアだが、残り4周でレッドブルKTMファクトリー・レーシング(Red Bull KTM Factory Racing)のブラッド・ビンダー(Brad Binder、南アフリカ)を抜くと、反撃をかわし切って優勝した。ビンダーが2位、同じKTMのジャック・ミラー(Jack Miller、オーストラリア)が3位に入った。

 1周目にはモンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のファビオ・クアルタラロ(Fabio Quartararo、フランス)とクリプトデータRNF(CryptoDATA RNF)のミゲル・オリベイラ(Miguel Oliveira、ポルトガル)、レース前まで総合首位に立っていたムーニーVR46レーシングチーム(Mooney VR46 Racing Team)のマルコ・ベッツェッキMarco Bezzecchi、イタリア)が転倒し、レースは一時中断した。

 プラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)が4位。ポールポジションから出たアプリリア(Aprilia)のアレイシ・エスパルガロ(Aleix Espargaro、スペイン)はスタートで出遅れると、その後は優勝争いに全く絡めず5位に終わった。(c)AFP