【4月25日 CGTN Japanese】中国航天科工集団公司(CASIC)が主催する「高速飛車(超高速リニアモーターカー)」をテーマとした科学普及展が、23日北京市内で開催されました。同展での発表によると、中国は「高速飛車」の開発で新たな進展を遂げており、最近では国内初のフルスケール超電導飛行試験を実施しました。将来は時速1000キロの走行速度を実現する見通しとのことです。

「高速飛車」は磁気浮上技術と低真空技術を組み合わせて超高速走行を実現する輸送システムです。研究チームはすでに中国中部の山西省大同市内に「高速飛車」のフルスケール試験ラインを建設しており、最近になり初のフルスケール超電導走行試験を実施しました。

「高速飛車」は将来、超大規模な都市群間の交通輸送に利用でき、時速は1000キロに達するとされています。試験チームはこれまでに、非真空条件下で超高速磁気浮上・電磁推進試験を実施し、時速623キロを達成したとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News