【4月23日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は22日、スーダンの大使館職員が同国の首都ハルツームから避難したことを明らかにした。また、同国軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」に対し、即時停戦を呼び掛けた。

 バイデン大統領は声明で、「米国軍はきょう、私の指示に基づき、ハルツームから政府職員を退避させた」とし、大使館業務は一時停止すると発表した。

 スーダン軍・RSFに対しては、「即時・無条件の停戦」に加え、「人道的支援への無制限のアクセス」と「スーダン国民の意思」の尊重を要請した。

 アントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官も同日、「深刻かつ拡大する安全面でのリスク」を受け、大使館職員および家族の退避を指示したことを明らかにした。(c)AFP