【4月21日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)は20日、準々決勝第2戦が各地で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は敵地でセビージャFC(Sevilla FC)に0-3で敗れ、2戦合計2-5で敗退した。

 ユナイテッドは全体的に精細を欠き、特にGKダビド・デ・ヘア(David de Gea)にとっては悪夢のような夜となった。

 まずは8分、デ・ヘアから孤立した状態でパスを受けたハリー・マグワイア(Harry Maguire)が3人に囲まれてボールを失い、ユセフ・エン・ネシリ(Youssef En-Nesyri)に先制ゴールを献上。47分にロイク・ベード(Loic Bade)に追加点を許すと、81分にはペナルティーエリア外に飛び出したデ・ヘアのミスから、ボールを拾ったエン・ネシリに無人のゴールに3点目を決められた。

 ユナイテッドのエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督は「ミスをして勝つのは極めて難しいのは明らかだ。もっとうまくやらないといけない。これは要求だ」と述べた。

 ユベントス(Juventus)は敵地でスポルティング・リスボン(Sporting CP)と1-1で引き分け、2戦合計2-1で準決勝に進出した。ASローマ(AS Roma)は延長戦の末にフェイエノールト(Feyenoord)を4-1で下し、2戦合計4-2で4強入り。バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)はアウェーでユニオン・サン・ジロワーズ(Union Saint-Gilloise)に4-1で快勝し、2戦合計5-2で突破を決めた。

 準決勝ではセビージャがユベントスと、ローマがレバークーゼンと対戦する。(c)AFP