【4月21日 AFP】米俳優アレック・ボールドウィン(Alec Baldwin)さん(64)が主演映画の撮影中に小道具の銃を誤射し、撮影監督が死亡した事故で、検察当局は、ボールドウィンさんに対する訴追を取り下げる方針を決めた。ボールドウィンさんの弁護人が20日、明らかにした。

 事故は2021年、米ニューメキシコ州で行われていた西部劇『ラスト(Rust、原題)』の撮影現場で起き、撮影監督のハリーナ・ハッチンス(Halyna Hutchins)さんが死亡。ボールドウィンさんは今年1月、過失致死の罪で訴追された。

 事件をめぐっては最近、新たな特別検察官が任命されていた。(c)AFP